2006年06月12日
安藤忠雄作・・・STEP
フィォラバンティが担当デザイナー時代の車を中心に集まる仲間がいる。西は広島・香川県、北は福島・山形県まで。
10名ほどの情報交換の場は掲示板。一昨日の投稿に「昨年の秋にご一緒した安藤忠雄作・STEPが取り壊しと成りました・・・使い難かったのでしょうか?」と記されていた。
早速、事務所に溜めてある「新建築1980年・5月号」に目を通してみた。
「住吉の長屋」以来、単純化された平面と断面によって、いかに複雑な空間を創り得るかを探っている。それは明確な建築構成を持った一見自己完結型の建築であるが、作用する因子(光・風)や人間の介在を通して新たな内部空間を創り出し、逆説的に街と関わる事を意識している。
日本の繁華街では、街路は隠蔽され通路化し、建築は街路とファサードでしか関わることをしない。ここでは、街と平面状態でしか関わることのない建築の現状に対して、さらに断面形状においても街との関わることを意図している。と安藤氏のコメントがある。
26年の月日が経ちもはや街そのものの形態が変わったのであろうか・・・しかし、あまり魅力のある建造物だったという記憶は無い。
emu@一段落したら瀬戸内海の旅を♪
Posted by landmark3473 at 18:08│Comments(0)
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