2009年05月09日

リユース素材で作る外構・造園

ちょっと前に知り合いの現場をデザインさせてもらいました。
「好きにやっていいよ!」というありがたい言葉を頂きました。
いつもお世話になっているところなのでなるべく安く仕上がるように考えました。

リユース素材で作る外構・造園
石の硬さと細く柔らかい樹木がうまくバランスが取れていると思います。

リユース素材で作る外構・造園
門廻りとアプローチに使っている黒御影石は、岐阜にある石材店で廃材となっている石を安く購入しました。
廃材なので端部は、ぎざぎざ。
これが、廃材のよさになります。
加工品では出せない自然に出た形。二度と同じ形は、作れないココにしかないオリジナルの形なのです。
また、切っぱなしだと硬いというか作ったもの感がでてしまうので、僕は、こういう方が好きですね。

リユース素材で作る外構・造園
テラスは、白御影石で造りました。
テラスというとタイルやウッドデッキがほとんどですが石で作るテラスは、他にはなかなか無いと思います。その石はよくある規格寸法では、なく大判で造りました。目地が少なく済みますので広がり感が出ると思います。加工は中国でしてもらったので時間は1ヶ月程かかりますが安く手に入ります。

化粧ブロックやアルミの金物など使わずに自然素材で作る方がオリジナリティーも出ますしデザインもよくなります。
カタログを見ない自然素材の物造りをもっとしていきたいですね。

TANAKA


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この記事へのコメント
既製品を極力使用せずに、コンクリート・材木・石・アルミ汎用材・ガラス・ステンレス・土・・・そして主役の樹木&下草で構成させたいですよね。

廃材とは言うものの、最大個約数の発想から生まれる規格寸法が販売に必要だったりするだけですから・・・上手に利用しましょう!
Posted by emu at 2009年05月10日 10:24
規格寸法の商品との組み合わせも必要ですよね。特注品等使いすぎるとかえっておかしくなったりもするかもしれないですね。値段も上がるし。
Posted by TANAKA at 2009年05月10日 14:35
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